波の花
昨日越前海岸で見られたそうです。
冬の到来を告げる「波の花」とは、
波が岸に当たってできた気泡の蓄積されたものです。
岩間に漂っているその姿は、洗剤を溶かしたように白く泡立っています。
強い北風にあおられて、水際から空へ飛び散り、
そして突然低く舞い降りるその姿は、華麗な乱舞を見ているかのようです。
この波の花、学問的には安定泡沫と呼ばれています。
しかし、泡が黄色く濁ったりしてくるとあんまり綺麗なもんじゃないです。
個人的には、寒そうな気がしてくるのと、すすぎが十分でない洗濯物のイメージですかね。