お宝!? ベースボールマガジン
こないだ中学校の資源回収のお手伝いをしていた際に見つけた本がこれです。
若かりしミスターが表紙を飾る、1974年1月発行のベースボールマガジン、450円です。
この前年に読売ジャイアンツはV9を達成しているんですね~
いやー古い古いお話です。
わたくし小学校1年生ですからさっぱり記憶に存じません。
さて、表紙をめくると、
「ガッツな感じでやる君にABCの野球用品」!!!って広告。
「ガッツな感じ」って表現も理解に苦しみますが、
「ABCの野球用品」も初めて見聞きする名前で驚きです。
株式会社浅井運動用品店 大阪市南区高津2-24-8
京阪神の方なら知ってるのかな?
次のページには、
田園調布に新築した自宅でくつろぐ長嶋茂雄。う~ん若いですね~
それから庭で愛刀を振る王貞治。今なら完全に逮捕です。
江夏や田淵が次ページを飾ります。
盗塁日本一を誇る阪急のファイター福本豊。
弱体投手陣をひきいて好リードをみせ、今や巨人頭脳集団を率いる森昌彦。
監督兼任捕手としてチームを優勝に導いた南海野村克也。
と、ここまでがカラー・グラビヤです。←そう書いてあるんです、グラビヤって。
この後は「球史に不滅の足跡を残した名選手」として、
ヤクルト退団後日ハム社長の三原修。
苅田久徳、中島治康、水原茂、鶴岡一人、松木謙治郎、藤村富美男、千葉茂、
野口二郎、白石勝己、藤本(中上)英雄、別所毅彦、小鶴誠、大下弘、別当薫、
大島信雄、抽木進、大岡虎雄、川崎徳次、天保義雄、青田昇。
上記の人達がモノクロ写真で紹介されてます。
しかし40代前半のボクには3人ほどしか存じ上げないのが残念です…
そして、この後がこの本のメインとなる「我が野球における最良の日」が
P28~P149まで綴られております。
その後には「マスクから覘いた名選手劇的プレー」として、
二出川延明、井野川利春、田代照勝氏ら3人の座談会。
「プロ野球ライバルビッグスリー物語」と称しては、
巨人 川上哲治 VS 千葉茂 打撃の神様と猛牛の史上最強ライバル。
阪神 藤村富美男 VS 別当薫 まったく異質で対照的な二看板。
西鉄 中西太 VS 豊田泰光 魔術師三原創作の怪童と一打必殺。
などなどが最後の170ページまでぎっしり詰まっております御本です。
これを”お宝”と呼んでもいいですよね?
「あとがき…編集室から」に、・・・・・できるだけ多数の方々を集録したかった
のであるが、連絡のつかない方もあり、中には強く辞退される人もあった。
意外であったのは日本的美徳とでもいうのであろうか「自分のプレーの自慢をする
なんて気がひける」と二の足を踏む人が多かったことだ・・・・・
昭和49年の選手達はなんと美しいのであろうか、と感じた元高校球児のボクでした。
これってヤフオクに出しても罰当たらんよね…
Unknown
お宝ですね!
月刊ボディビルディングを発行する体育とスポーツ出版社の創始者・故小沢氏は元々ベースボールマガジンで剣道時代とボディビルを持って独立された方です。
縁ですね!