福井県が30年連続トップ
何が?といいますと、「人口10万人あたりの社長輩出数」
帝国データバンクが調査した結果、1982年以降連続トップとなりました。
10万人あたり福井県が1754人、2位が山梨県で1549人、
3位が島根県で1447人と続きます。
福井県が長年にわたりトップを維持する要因・背景としては、
大阪や名古屋といった大都市から離れた場所に位置する一方、
国内シェア95%以上を占める「眼鏡枠・部品産業」、同約40%を
占める「ポリエステル長繊維織物産業」などに代表されるように、
古くから外部依存の低い独自の地域産業を築いて事業を立ち上げ、
それを次世代に継承する環境が整っていることが考えられる。そうです。
逆に隣接大都市部に通勤するサラリーマン家庭が多い埼玉県438人、
神奈川県447人、千葉県455人の3県はそれぞれ47位、46位、45位と
突出して低い数値となっている。そうです。
また社長の生まれた年代別構成比をみると、
「明治生まれ」が0.01%、「大正生まれ」が0.97%、
「昭和生まれ」が99.02%
社長の平均年齢は59歳9カ月となり、1981年以降31年連続して上昇。
出身大学別にみると、「日本大学」が29年連続トップ。
以下、2位は11年連続で「慶應義塾大学」、3位は「早稲田大学」
4位は「明治大学」、5位は「中央大学」
出身地別にみると、「東京都」、以下「北海道」、「大阪府」、
「愛知県」、「福岡県」と続きます。
なお、全社長数に占める女性社長の比率はわずかながら上昇傾向にあり、
5.95%となり前年より0.06ポイント上昇した。そうです。
以上、工業新聞からの抜粋でした。